高岡市議会 2022-12-02 令和4年12月定例会(第2日目) 本文
既に運用している単位自治会では、獅子舞や子ども会など町内行事の案内や出欠確認、ごみ当番、道路工事、児童の登下校時間の変更などの連絡、そのほか落とし物のお知らせなど、自治会内のローカルな情報の発信に利用されております。このアプリの利活用により、デジタルによる新しい住民のつながりが生まれ、これまで地域に関心の低かった方や幅広い世代が活動に参画してもらうきっかけとなることを期待しております。
既に運用している単位自治会では、獅子舞や子ども会など町内行事の案内や出欠確認、ごみ当番、道路工事、児童の登下校時間の変更などの連絡、そのほか落とし物のお知らせなど、自治会内のローカルな情報の発信に利用されております。このアプリの利活用により、デジタルによる新しい住民のつながりが生まれ、これまで地域に関心の低かった方や幅広い世代が活動に参画してもらうきっかけとなることを期待しております。
どこの地域でも高齢化が進み、お年寄りの方々からは、広報紙の配布や集金、ごみ当番といった班長としての仕事をこなすのが困難になってきたという声が聞かれます。また、将来的に地域を引っ張っていってもらいたい壮年層の自治会離れが進んでいるとも聞きます。高齢化や住民意識の希薄化に伴ってさまざまなひずみが生じ、自治会、町内会の運営に支障を来し始めています。
町内の世話をしたくない、中でもごみ当番をしたくないとの全くのコミュニティ活動の精神もない、わがままの一言であると思うと同時に、このような人たちは子ども時代に団体生活の基本である道徳教育がなされていなかったのかと思わざるを得ないところであります。
私、きょうごみ当番だったので、近所のお母さんたち、80前後の皆さんに、「ねえ、特殊詐欺ちゃわかる?」と聞きにいきました。「なーん、特殊詐欺ちゃわからんちゃ」。「なら、オレオレ詐欺ならわかる?」と言ったら、「オレオレ詐欺ならわかるちゃ」。
回収コンテナに関しては、配布したコンテナやネット袋を集積場に置いておくことや、ごみ当番や集積場管理の負担軽減を図るため、集積場を統合して大きな単位で管理するなど、集積場やその周辺での工夫や運搬のための台車を用意することなどにより対応をしていただいているところであります。
そして、市民参加のまちづくりとは決して特別なものではなく、各種のボランティア団体による活動から夜警の巡回当番やごみ当番などの日常的な町内会活動まで、市民の自発的責任感から生まれるさまざまな活動こそがまちづくりの取り組みそのものであると考えます。大切なのはこうした市民が主体的に担う責任感の醸成をいかに広げていけるかではないでしょうか。
幸いにといいますか、私自身のごみ当番のときにはそうした事例に遭遇したことはありませんでしたが、「我が町内でも当番の目の前で持ち去られた」「注意しても聞く耳を持たず、まあまあと言われながら持ち去られた」「強く注意してやっとあきらめてもらった」等の声を聞いていたところで、今回の条例改正によってこうした問題の防止が望まれるところであります。
これで何年間かごみというものを委託し、収集を見てこられたと思うんですけれども、最近、私がごみ当番をしておりますと、確かにごみは減ったなというふうに思いますし、収集してくださる車の中がいっぱいでないというようなことも考えられます。これはやはり行財政改革の中において、早急に回数等、また見直す機会があるのではないかなというふうに思います。